こんにちは、福原プロパンです!
飲食店や施設で厨房を設えるとき、「どの機器を選ぶか」「どう設計するか」がそのままオペレーションや品質・安全性に直結します。今日は写真も交えながら、厨房機器選びのポイント、タニコー・マルゼンの特徴、そして福原プロパンならではの提案視点をお話しします。
ステンレスの厨房 — 見た目以上の機能性

ステンレスは業務用厨房の定番素材。耐久性・衛生性・清掃性に優れ、見た目にも「プロらしさ」が出ます。厨房全体をステンレスで統一することで、統一感と実用性が両立します。

配膳・調理・洗浄の動線が見通せる設計は効率アップの鍵。機器配置・通路幅・換気計画をしっかり詰めておきたいですね。
厨房機器の主要カテゴリと選定ポイント

この写真にはガスレンジ、作業台、シンクなどが写っています。厨房では様々なカテゴリが混在するため、機器間のバランスが重要です。

小規模厨房でも、省スペースで性能を出す機器選定と配置が大切です。無駄な動きを減らす配置や可動性を意識した設計を。
主要機器カテゴリ・選ぶときのチェック項目
- 熱調理機器(ガスレンジ、フライヤー、コンベクションオーブンなど)
→ ガス仕様(LP/都市ガス)、燃焼効率、安全装置の有無 - 冷蔵・冷凍機器
→ 断熱性能、省エネ設計、冷媒種類、結露対策 - 洗浄・消毒機器
→ 洗浄能力、給排水処理、清掃アクセス性 - 作業・盛付設備
→ 天板高さ・奥行き、収納性、移動性 - 配膳・保温機器
→ 保温能力、扉構造、配置利便性
機器を選ぶときは、性能だけでなくメンテナンス性・消耗部品供給性も重視すべきです。
タニコー vs マルゼン — メーカーに見る特徴と使いどころ
タニコー(TANICO)
タニコーはオーダーメイド対応力が強み。厨房の形や特殊仕様に合わせた設計が可能で、設計自由度が高いのが魅力です。
ただし、オーダー品が多いためコストも上がりやすく、部品供給性・地域のサポート体制も導入前に確認しておきたいポイントです。
マルゼン(Maruzen)
マルゼンは豊富な標準ラインナップとコストパフォーマンスで広く選ばれています。操作性・保守性にも配慮された構造が多く、比較的導入しやすいという利点があります。
ただ、極端に特殊な仕様や変形厨房には設計面で制約が出るケースもあるため、その場合はタニコー等と組み合わせて検討することもあります。
福原プロパンが厨房機器導入でできること
福原プロパンは「ガスの会社」ですが、厨房機器導入においても以下のような価値を提供できます:
- 機器が性能を出せるよう、ガス圧・配管系統を最適化
- 機器導入時における配置とガス配管の共同設計
- 接続・試運転・燃焼調整、安全チェックを含むフォロー体制
- 定期点検・保守網の整備
- 消耗部品交換目安の提示、維持コスト見通しの提示
これにより、ただ機器を入れるだけではなく、厨房全体が「力を発揮できる場」に変わります。
コメント